外国為替証拠金取引について

FXとは、ForeignExchangeの略で、日本語では外国為替証拠金取引と言います。

普通の為替と違って、持っている資金(証拠金)の数倍から数百倍の取引が出来るところがFXの醍醐味です。

円高のときにドルやユーロを買っておくと、円安になると利益が上がります。

例えば、1ドル90円のときにドルを買っておくと、それが円安になって、1ドル100円になると、1ドルにつき10円の儲けになります。その取引の額が大きくなりますから、儲けも大きくなるというわけです。


“リスクを負う時間を減らす”という戦略


2通貨の売買を行う「FX」。
その取引は、売買注文がセットになっており、「買った通貨は売る/売った通貨は買う」がルールです。

具体例(米ドル/円の取引)を挙げると…

① 新規注文を出す「日本円を売り、米ドルを買う」
② 新規注文が成立「米ドルを保有した状態(ポジションをたてた状態)」
③ 決済注文を出す「米ドルを売って、日本円を買い戻す」
④ 決済注文が成立   

このように…FXでは、1つの通貨を買いっ放し・売りっ放しにはできず、ドルを買ったならば必ずどこかでドルを売らなくてはならず、反対にドル売りからスタートしたときには必ずドルを買わなくてはなりません。
相場の動きに合わせて“新規注文(買い)”と“決済注文(決済)”とをタイミング良く行い“為替差益を稼ぐ”のがFXの基本。上記の例であれば「円を売るところから円を買い戻すまで(上記①~④まで)」が“1つの取引”となるわけです。

なお、FXで一般的なのは「安く買って高く売る」取引手法。
ですが「高く売って安く買い戻す」戦略をとることもできます。

つまりFXは、「売り・買い」どちらの取引からスタートしてもOKということ!
そして、この性質を上手く利用すれば、どんな相場局面でも利益をあげられます(「円安」が予想されるときは「ドル買い」から始め、「円高」が予想されるときは「ドル売り」から取引を開始することで、円安・円高どちらの局面でも利益を狙いにいくことが可能です)。

ただし、こうしたFXのメリットは、為替相場の予想が当たらなければ無意味!

予想を外せば損をするのです…。

相場の予想は容易ではありません。
しかも相場の流れは一気に反転することもあるため…決済注文成立までは気が抜けない!
…いくら必死に分析をしたところで予想を外すリスクが消えることはなく、取引が完了するまでは“損失リスク”を背負った状態が続くわけです。

皆さんの中にも、“ポジションをたてて寝たら、寝ている間に相場が急展開。大きな含み損が発生していて翌朝ショックを受けた…”という経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

完了するまでは、何事が起きるかわからないのがFXです。
取引完了までは、ずっと“損失リスク”を抱え続けているのだといっても過言ではありません。「取引完了までの時間が長いほど、“リスクを負っている時間”も長くなる」ということもできるでしょう。